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入らずの森
今年になって、四国の自動車道を利用して岡山、高松に行く機会があった。岡山には南宇和地球村で木善行さんのワンディーセミナーに参加するためで、宇和島から5時間ほどで、また高松には真圧心クリニック九州主催の「さわやかセミナー」に参加するためで、この時は4時間ほどで、会場に着くことができた。
高速道路が整備される前は、おそらくその倍の時間がかかっていたと思われ、大変便利快適になったものだと思った。
しかし、その反面山を切り開き、森林を伐採し、自然破壊は甚だしいものがあったのは言うまでも無いだろう、私たちの多くは、環境破壊の「恩恵」を「享受」して生活しているといって過言ではない。
宇和島市の城北中学校の構内に「入らずの森」という昔から守られてきたた緑地がある。数年前中学校が改築される折、この森を伐採から守ろうと、市民団体が署名運動を展開するまで、私はその存在を知らなかった。なんでももともとは「和霊神社」の社があった場所で、神聖な場所として守られてきたらしい。名前の由来は、草木の保存のため生徒に入ってはいけないことを指導し、生徒も入ってはいけないことを意識し、いつからかこの名前がついたという。
市民の署名運動が功を奏し、改築の折にはこの森を守るように校舎が建てられ、解決をみたかと思われたが、その後この森があるばっかりに、運動場が狭くなる、日当たりが悪い、など森の撤去を求める意見もあり、市議会では保護を求めた住民の陳情を不採択とした。
森林保護は世界の趨勢だし、私もできれば残して頂きたいと思うが、最初に述べたように環境破壊の「恩恵」を「享受」して生活している私は、議会も一生懸命熟慮の末、出された結果であろうと思うと簡単に反対する事もできない。少しでも自然と調和する生活を心がけたいと反省している。
入らずの森の写真と、当時の新聞記事はここをclick
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